パステルアートとパステル画で使用する用紙は違います。
私が普段使用している用紙や使用したことのある用紙を紹介します。
パステルアートの用紙
ミューズ ザ・スケッチ
教室でも使用している用紙です。
私はこの用紙が一番気に入ってます。もう少し厚みがあればいいなと思いますが。
スケッチブックタイプの画用紙で、B4サイズまであります。
表面は滑らかです。
ミューズ ザ・スケッチに描いた作品⇒【制作日記 001】パステルアートで光を描く
ダイソーの画用紙
100均だからと言ってあなどれません。
ミューズ ザ・スケッチの次か、同じぐらい好きな用紙です。
ミューズ ザ・スケッチほどではありませんが、あまり凸凹がなく滑らかです。
ミューズ ザ・スケッチよりも厚みがあり、毛羽立ちも少ないように思います。
B4サイズよりも大きな作品を描く時はこの用紙を使用します。
サイズは四つ切りサイズまであります。
ダイソーの画用紙に描いた作品⇒【制作日記 009】パステルアートで虹色の海を表現する
白象画学紙
最近使うようになった用紙。
四つ切りサイズよりも大きな作品を描く時に使用しています。
使用した感想は可もなく不可もなく…といった感じです。
少々毛羽立ちやすい気がします。
一度この用紙にフラワーアートを描いてみましたが、ダイソーの画用紙やミューズザスケッチに比べると、消すのが大変だと感じました。
この用紙がいいというわけではなく、他にいいのがないからこの用紙を使っているという感じですね。
白象画学紙に描いた作品⇒【制作日記 014】パステルアートで天使を描く
サンフラワーM画用紙
上記に挙げた3種類の用紙に比べて、凸凹がありザラザラした感じです。
私はこのザラザラした感じがあまり好きではないので、この用紙を使う時は裏面を使用しています。
裏面を使っているからか分かりませんが、用紙が傷みやすい気がします。
何度も重ね塗りをしたり消しゴムで強く消したりしていると表面が破れてきます。他の用紙でも破れることはありますが、特に破れやすいと感じました。
ニューTMKポスター紙
一度だけ使用したことのある用紙です。
色鉛筆ののりはいいですが、パステルとの相性は良くないです。
パステルアートには向かない用紙です。今後この用紙を使うことはおそらくないと思います。色鉛筆だけで描くなら良いと思いますが。
ニューTMKポスター紙に描いた作品⇒【制作日記 005】パステルと色鉛筆で人物画を描く
以上が、私がパステルアートを描くのに使用している用紙、使用したことのある用紙です。
次は、パステル画を描く時に使用している用紙を紹介します。
パステル画の用紙
パステル画はパステルアートと違って、白い用紙ではなく色のついた用紙に描きます。
キャンソン・ミ・タント紙
今のところ、パステル画で私が一番よく使う用紙です。蜂の巣状の紙目が特徴で、ザラザラした紙です。
パステルなどののりが良く、塗り重ねもしっかり出来ます。
カラーバリエーションも豊富です。値段はちょっと高めですが^^;
初めてキャンソン・ミ・タント紙に描いた作品⇒【制作日記 003】ソフトパステルで風景画を描く
ワトソン紙
ワトソン紙にはホワイト・ナチュラル・グレーの3色ありますが、グレーワトソン紙は特にパステル画に最適な色味を持っています。
表面がとても強く、重ね塗りや擦り込みにも目つぶれしにくい用紙です。
グレーワトソン紙に描いた作品⇒【制作日記 016】ソフトパステルで滝の絵を描く
マーメイド紙
練習用にSMサイズのスケッチブックを購入してみましたが、まだ2〜3度しか使ったことはありません。
表面にさざ波のような凸凹があります。紙肌は粗めで硬いため、細かい描写には向きません。カラーバリエーションは豊富です。
今のところ、私はミタント紙やワトソン紙の方が好きです。
OKサンドカラー
ちょっと気になって、試しに使ってみた用紙。砂をちりばめた模様のツルツルした紙です。
パステル画用の用紙ではないので、やはりパステルののりが悪いです。
ミタント紙やマーメイド紙のように凸凹がないので滑らかな仕上がりになるのが好きです。精密描写にも向いていると思います。
ただ、のりが悪く定着しにくいので、ただでさえ保存が難しいパステル画の保存が更に難しくなってきます。
やっぱりパステル画には程よい凸凹のある用紙の方が向いているようです。
OKサンドカラーに描いた作品⇒【制作日記 010】ソフトパステルで宇宙を描く
以上が、私がパステル画を描くのに使用している用紙、使用したことのある用紙です。
また違う用紙を使用したら追加していきます。