100均で始めるパステルアート講座2回目です。
初めての方は、【100均で始めるパステルアート講座 001】道具の使い方と基本の描き方から始めてみてください(^^)
1回目の講座では、基本の円を描きました。
2回目からは季節のモチーフを描いていきます。
季節のモチーフ1枚目は「桜」です。
では早速描いてみましょう♪
春のモチーフ「桜」を描いてみよう
1.丘を描く
画用紙の紙片で丘のステンシルを作ります。写真のように丘の形を描いて、カッターナイフでカットします。
ステンシルは両方使います。
鉛筆の粉がついているので消しゴムや練り消しで落とします。
しっかり消さなくても粉が落ちればOKです。
写真のように丘のステンシル❶を当てて、ずれないように2箇所ぐらいテープを貼って固定します。
パレット用紙に “きみどり” と “ふかみどり” を削ります。
“きみどり” をコットンにつけて、丘全体を塗ります。
次に、“ふかみどり” をコットンにつけて、丘の下の方を塗って影をつけます。
次に、丘のステンシル❷をあてて丘を隠します。
隠したら丘のステンシル❶は外して、丘のステンシル❷をテープで固定します。
2.桜の木を描く
パレット用紙に桜の色を削ります(見本は “カーマイン”)。
コットンでくるくると桜の色を塗ります。大体の形をとるように塗りましょう。
木の幹を描くスペースを空けておいてください。
同じ色を、今度は指で塗ります。くるくると小さな円を描くように塗りましょう。指で塗った部分は少し濃くなります。
このように、ところどころに円を描くように塗っていきます。
パレット用紙に “しろ” を削ります。
先ほどのように、指でくるくると小さな円を描くように塗ります。
※白は薄めでいいので、パレット上で粉を伸ばして薄くつけるようにしてください。
画用紙の紙片で木のステンシルを作り、木の位置にあわせてステンシルを置いて、テープで固定します。
位置が分かりにくい場合は、切り抜いた中の型をあてて位置を決めるといいですよ。
ステンシルを固定したら、事務消しゴムで木を消します。ステンシルがめくれないよう、外から中へ向かって消すようにしましょう。
綺麗に消す必要はありません。ある程度桜の色が残っていて大丈夫です。
パレット用紙に木の色を削ります(見本は “こげちゃ”)。
コットンで木を塗ります。この時も、ステンシルがめくれないように外から中へ向かって塗るようにしましょう。
注:こげちゃなどの濃い色は汚れやすいので、粉のつけすぎに注意しましょう。
パレット上で擦って、しっかりとコットンに馴染ませてください。
塗り終えたら、ブラシなどで粉を落として、ステンシルを外します。
汚れが気になる場合は、綺麗なコットンで軽く拭き取りましょう。
擦らないよう注意してください。
3.空を塗る
パレット用紙に空の色を削ります。
コットンで空を塗ります。桜の木の周りは塗らずに、画用紙の白を少し残しておきましょう。
丘のステンシルを外します。
4.桜の花びらを描く
画用紙で桜の花びらのステンシルを作ります。
好きな位置に、事務消しゴムで花びらを消し入れます。
好きなだけ花びらを消し入れたら完成です。
最後に、周囲のテープを剥がしてサインを入れましょう。
YouTubeでメイキング動画をアップしています。
あわせてご覧下さい。
いかがでしたか?
次回は夏のモチーフ、「海」を描いてみましょう(^o^)