制作日記

【制作日記 005】パステルと色鉛筆で人物画を描く

投稿日:2018年1月23日 更新日:

パステルで精密な絵を描くのって難しいですよね。
私は人物画などを精密に描く時、色鉛筆を使用します。
今回は、パステルと色鉛筆で描いた人物画を紹介したいと思います。

パステル&色鉛筆画『Rainbow Rose』

 

サイズ:39.2cm×54.2cm
用紙   :ニューTMKポスター紙
画材 :ヌーベルカレーパステル、ファーバーカステル ポリクロモス色鉛筆
制作年:2014年

初めて描いた人物画です。
それ以前に、趣味で芸能人の似顔絵的などを描いてたことはありますが、本格的に人物画に挑戦したのはこの作品が初めてでした。
色鉛筆はこれまで自宅にあった適当なのを使っていましたが、本格的に描いてみたいと思い、ポリクロモス色鉛筆を購入しました。ネットで見て良さそうだったので。

用紙も普段使用している画用紙ではなく、ニューTMKポスター紙という用紙を初めて使ってみました。
色鉛筆との相性はいいと思いますが、パステルはあまりのりません(^_^;)

 

制作過程

●女性を描く
最初は色鉛筆で女性の顔を描きました。
最初に目を描いて、鼻、口、眉、輪郭、髪…という感じで描き進めていきました。
髪の毛は、パステルの黄色で薄く下地を塗ってから、色鉛筆で一本一本描いていきました。色鉛筆は4色ほど使っています。髪の光はペン型消しゴムで消しました。


●背景の下地を塗る

背景の色は、ヌーベルカレーパステルの041ネーブルスイエローで塗りました。


●薔薇を描く

薔薇はステンシルを作って、薔薇の色を虹色でグラデーション。最初はパステルで色を塗って、花びらの細かい部分を消しゴムや練り消しゴムで消していました。

・・・が、

パステルがのらない(−_−;)
どんなに指でしっかり塗っても色がのらず、薄くてぼやっとした感じの薔薇になってしまいました。
なので、上から色鉛筆で色を塗り足しました。


●背景の色を塗る

薔薇の色に使用した色の中から、パステルの水色と紫で背景の色を塗りました。
やっぱり色が薄いです。


●光を入れる

一番困ったのは光です。

この光、本来なら消しゴムで消して入れるのですが・・・

消しゴムで消しても光が綺麗に出ませんでした。

光が出なかった原因の一つは、パステルののりが悪く色が薄かったからだと思いますが、もう一つ、用紙の色が真っ白ではなかったからかな?と思います。
今回使用したTMKポスター紙という用紙は、この用紙だけを見ると普通に白いのですが、普段使用しているダイソーの画用紙やミューズザスケッチと比べると、少しクリームがかった感じの白でした。

・・・というわけで、消しても光が出なかったので、白のパステルで描きました!
頑張って細い線もパステルで描きましたよ^^;
消しゴムで細い線を消すよりもはるかに難しいです。
でも、なんとか光が出来たので良かったです。

もちろんこの作品以降この用紙は使用していません。
この用紙が気に入らなかったわけではありません。パステルとは相性が合わなかっただけで、色鉛筆だけで描くならむしろこちらの用紙の方がいい気がします。

もう一点、人物画を紹介します。

 

パステル&色鉛筆画『DAHLIA』

サイズ:39.2cm×54.2cm
用紙 :ダイソーの画用紙
画材 :ヌーベルカレーパステル、ファーバーカステル ポリクロモス色鉛筆
制作年:2014年

『Rainbow Rose』を描いた後、もっと人物画を描いてみたと思い、この作品を描きました。
ニューTMKポスター紙にはもう懲りたので(笑)、ダイソーの画用紙に戻しました。

 

制作過程

●女性の顔を描く
『Rainbow Rose』と同じく、女性の顔は色鉛筆で描きました。精密な絵をパステルで描くのは困難なので、色鉛筆が描きやすいです。


●女性の髪と背景の下地を塗る

女性の髪と背景の下地は同じ色のパステルで塗っています。
顔のパーツと輪郭まである程度描いたら、髪の毛を描く前に、髪の毛の下地と背景の下地を一気に塗りました。


●背景の色を塗る

背景はオレンジや赤系の色を重ねて塗りました。


●ダリアの花を描く

背景を塗った後は、花を描きました。まだ女性の髪の毛は描いていません。
花はフラワーアートの技法です。花弁のステンシルを作り、一枚一枚消していきました。
花の中央には125パープルを入れました。花弁が多いので消すのが大変でした。花弁の大きさも5種類ほど作りました。


●髪を描く

ここへきてようやく髪の毛です。
この段階では女性の髪の部分にも背景の色を塗ってある状態です。
背景の下地を黄色で塗っているので、消しゴムで消すと下地の黄色が出てきます。
これを利用して、髪の毛を消しゴムで消して描きました。更に色鉛筆を4色ほど使って髪の毛を一本一本描いていきました。


●光を消し入れる

クラフトパンチで型抜きした光を事務消しゴムで消しました。


●赤い玉を描く

字消し板のマルを事務消しゴムで消して、綿棒で色を塗りました。

 

こういったリアルな人物画を描くのは楽しいですね。
特に目を描くのが好きです。
鼻はちょっと苦手です。バランスが難しくて。

用紙いっぱいに顔を描いたのでインパクトのある作品になりました。

 







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