冬といえば、寂しく切ないイメージがあります。
紅葉が終わると景色も一気に寂しくなりますよね。
そんな冬の寂しくて切ない雰囲気を絵にしたくて、この作品を描きました。
パステルアート作品『冬枯れの並木道』
用紙 :ダイソーの画用紙
画材 :ヌーベルカレーパステル、ファーバーカステル ポリクロモス色鉛筆
制作年:2014年
パステルアートですが、色鉛筆も結構使ってます。
枝はほぼ色鉛筆で描いています。
制作過程
●下地を塗る
下地はヌーベルカレーパステルの041ネーブルスイエローで塗りました。
●ベースを作る
オレンジや茶系の色を何色か重ねてベースを作りました。
●道を描く
道は、練り消しゴムで軽く消して描きました。ところどころしっかりと消すことで、木々の隙間からこぼれる光を表現しました。
●空の部分を消す
空は事務消しゴムや練り消しゴムで消して、全体的に光っているような空を表現しました。
●木の幹を描く
木の幹は、なんとなくの形をパステルで描いて、色鉛筆で細かく描いていきました。色鉛筆は3〜4色ほど使用しています。
細かい枝などは大変なので後回しです。
●木の影を描く
木の影はコットンで薄く塗りました。
●落ち葉を描く
落ち葉はステンシルを何種類か作って、事務消しゴムでや練り消しゴムで消しました。
奥の方の落ち葉は、ペン型消しゴムでチョンチョンチョンっと消していきました。
●細かい枝などを描く
色鉛筆で細かい枝を描いていきました。1色ではなく数色重ねているので、とても大変でした^^;
●枝の隙間からこぼれる光を描く
枝ができたら、最後に光を消し入れます。
枝の隙間をペン型消しゴムで細かく消して、練り消しゴムでぼかしていきました。
ところどころ字消し板を使って小さなマルを消し入れています。
この作業も結構大変でした(^_^;)
この作品は、とにかく枝を描くのが面倒で大変でした。途中で集中力が途切れてしまって、一気に仕上げることはできませんでした。
他の作品を描いている合間や、空いた時間に少しずつ枝を描き足していった感じです。なので日数は結構かかっています。
並木道の絵はこれ以降も何度か描いたことがありますが、どれもやっぱり大変でした^^;
それでもついつい描きたくなるような魅力があるんですよね。
他には紅葉並木やイルミネーションの並木道などを描きました。
それはまたいずれ紹介します。